Are You Atrophic Gastritis ? 〜慢性胃炎と言われたら〜




先日、勇気を出して胃カメラの検診を受けたら「慢性胃炎」と言われました。気になって少し調べたら、慢性胃炎は、どうやら胃癌の原因になるらしい。自分が癌になってしまう・・・?という方の為に、ここでは慢性胃炎について分かりやすく説明したいと思います。


【慢性胃炎とピロリ菌の関係】

ピロリ菌が感染すると、胃の粘膜に萎縮ともばれる変化が出てきます。この状態を慢性萎縮性胃炎と呼び、数十年という長い経過で以下の様に変化してゆきます。

ピロリ菌は胃の出口付近に初めに感染する為、まず胃の出口の部分から萎縮が始まります。そして順に胃の上の方に炎症が上がって行きます。この間、強い炎症や潰瘍を伴わない限り、自覚症状は全くない人が殆どだと思います。

この萎縮の過程で胃・十二指腸潰瘍や悪性リンパ腫が出現することがあります。又、強い炎症を背景に比較的若年に悪性度の高い未分化癌が発生することがあります。若者のスキルス胃癌と呼ばれるものです。

胃の萎縮が進むと、草を食べつくしたイナゴの大群のように、ピロリ菌自体が住めなくなってきます。その後、胃粘膜には腸上皮化生と呼ばれる変化が出てきます。胃の粘膜が小腸の粘膜に化けるのです。この状態を背景として分化型の胃癌が発生するといわれています。


【ピロリ除菌による胃癌発生率の抑制効果】

このようにピロリ菌は現在でも日本人の多くに感染し、胃十二指腸潰瘍、胃癌、胃リンパ腫の原因となっています。

2008年にJAPAN GAST STUDY GROUPという、日本の胃癌治療の第一線で活躍する先生方が集まったグループによる大規模な臨床試験の結果がキーオープンされました。内容は早期胃癌を治療した症例544例をピロリ除菌群と非除菌群に分け、3年の観察期間で新規胃癌の発症頻度に差が出るか検討したものでした。結果は驚くべきもので、非除菌群は除菌群に比べ3倍の胃癌発生頻度というものでした2)。

この検討で、ピロリ菌除菌により胃癌の発症を1/3に抑制できることが大規模な試験で証明されたのです。




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